本当は教えたくない!動画編集の案件の獲得方法【実体験です】

 

動画編集の案件って、どうやって取るん?

JP

僕が実際に案件を獲得してきた方法を特別に教えます

ということで、「案件ってどうやって取るんだっけ?」という動画編集を始めた頃に誰もが思う疑問についてお答えしていきます。

今回は僕自身が動画編集を始めて1年で約1000万円を売り上げるに至った案件獲得の6つのパターンについて解説しています。

上から順番に今すぐ取り組める内容になっているので、これから案件をどんどん取っていきたいという人はぜひ参考にしてみてください。

 

- 目次 -

動画編集の案件はまだまだ溢れてる

 

 

動画編集者は飽和してる』という俗説

よく『動画編集者もう飽和している』などというのも耳にしますが、これは完全に間違いです。

動画編集者は全然足りていませんし、需要も無くなりません。

なぜなら日本には500万社近い企業があり、企業が動画を使ったマーケティング施策を主軸にするのはまだまだこれからだからです。

YouTubeチャンネルを持つ企業はまだまだ少ないですが、これから自社のYouTubeチャンネルを作る企業も増えるでしょう。

動画広告市場もまだまだ右肩上がりに伸びてきており、この流れはまだ伸び続けます。

そうすると必然的に動画編集者の需要はまだまだ伸びます。

なので、「動画編集者もうオワコンなのかな…」などは思い込みなので安心してください。

この話はこちらの記事でもっと詳しく解説しています。

 

動画編集の主な案件獲得方法

 

クラウドソーシングサービス

動画編集初心者がまず一番はじめに思い浮かぶのが、クラウドソーシングサービスを使った案件獲得方法でしょう。

クラウドソーシングサービスとは、クラウドワークスやランサーズを初めとした様々な仕事の仲介プラットフォームです。登録は無料で、案件に応募して仕事が発生すれば、その受注金額に応じて手数料が発生する仕組みです。

プラットフォームの運営が、発注者と受注者の間に入ってくれるので、金銭の未払いなどのトラブルが少ないのがメリットの1つです。

動画編集に限らず、様々な副業案件などもあるので、まず入り口としてクラウドソーシングサービスの登録から始める人も多いです。

クラウドソーシングサービスは案件が豊富にあるのが特徴ですが、応募者も多いので価格競争が起きやすく、ガッツリ稼ぎたいという人にはなかなか向いていません。

中にはクラウドソーシングサービスだけでたくさん稼ぐ人もいますが、ごく稀です。

ですので、まずは仕事の経験を積むという目的のために使うくらいの気持ちが良さそうです。

主なクラウドソーシングサイトについてはこちらの記事で詳しく述べてるので併せて読んでみてください。

 

クラウドソーシングサービスのメリット
 ・案件の数が多い
 ・未払いなどのトラブルが防ぎやすい
 ・初心者向けの簡単な仕事も多い
クラウドソーシングサービスのデメリット

・良案件ほど、応募が殺到して競争が激しい
・たくさん稼ぐには向いていない
・手数料が高い

 

マッチングサービス

次に、クラウドソーシングサービスと似たものとして、仕事を依頼したい人と仕事を受けたいクリエイター、編集者をマッチングするマッチングサービスです。

動画編集・動画制作に限定されたマッチングサービスも多くあります。

基本的には仕事が発生したタイミングでプラットフォームに紹介料を支払います。

仕組みとしては、

①案件が掲載されると通知が来る
②案件の詳細を確認し、応募する
③発注者が発注先を選定
④マッチングが成立すれば仕事開始

という流れになります。

特徴は1件数十万円、中には数百万円の案件など高単価案件も多くあることです。

なのでトップクリエイターや制作会社なども登録していることが多く、競合がクラウドソーシングサービスに比べて強い印象があります。

主なマッチングサービス

ビデオワークス

・むびる

・動画時代

・LUNK 

 

メリット

・高単価の案件も多い
・応募→受注までが楽

デメリット

・競合のレベルも高い
・仕事に繋がらないことの方が多い

 

SNS営業

意外と案件が溢れているのがSNS営業です。

主にTwitterなどを使う人が多く、自分自身のスキルセットなどをTwitterで発信をしながら繋がりを構築し、仕事の依頼を獲得する方法です。

手順としては

SNS営業

①Twitterに登録→『動画編集者』としての専門アカウントを作る
②動画編集に関する活動、制作事例、価値観などを発信
③フォローやコメントなどをして繋がりを広げる
④編集者募集ツイートなどにメッセージをする
⑤フォロワーなどから案件の依頼が舞い込む

というのが主な流れになります。

Twitterでは『#動画編集者とつながりたい』などのハッシュタグが回っているなど、こういったタグを辿れば同じような横の繋がりを作ることは比較的簡単です。

フォロワーが増えれば横の繋がりから仕事をもらうことがあったり、ディレクターなどをしてる人であれば継続的に案件がもらえたりします。

 

メリット

・お金をかけずに案件を受注できる
・信頼関係を築きやすい
・フォロワーが資産として残る

デメリット

・アカウントが育つまで時間がかかる 

 

オフライン営業

意外と軽視されがちですが、個人的にとてもおすすめなのがオフライン営業です。

ここまではオンラインでの案件獲得方法を紹介しましたが、オフライン営業はオンラインは一切使わずリアルの対面で案件をもらう営業手法です。

たくさんいる動画編集者の中でも、対面営業に力を入れてる人は少なく競合もあまりいないのでとてもおすすめです。

僕自身もこのオフライン営業でたくさん案件を受注してきており、動画編集をやり始めた初年度で売上が1,000万円ほど出たのですが、その多くはオフライン営業からの案件受注です。

とくに東京や大阪以外の地方に住んでる人には是非試していただきたいです。

オンラインでの案件の多くは、企業から依頼を受けた制作会社、ディレクターなどからの下請け案件をもらうことが多いですが、オフライン営業の場合は企業からの直請けできる場合が多いです。

なので無駄に中間マージンなどを抜かれることもなく、単価が比較的高めに取りやすいのもメリットです。

僕が当初やっていた方法は

 

①異業種交流会など、事業主が集まる場に参加する

インターネットで「地域名 異業種交流会」などを検索したり、招待制で交流会に招待してもらったりしてました。

②事業者と仲良くなる

いきなり営業をかけようと思うのではなく、とにかく仲良くなって人間的に気に入ってもらうことが先決です。売ろう売ろうとすると避けられがちです。

③動画編集ができることをアピールする

仲良くなって話が弾めば、動画編集が得意であることをアピールします。名刺は作っておくようにしましょう。そうすると「ちょうど俺の会社のこういう動画を作って欲しかった…」という声がかかります。

 

流れとしてはこれだけです。これをいろんな場で行っていました。

オンラインには動画編集者は溢れるほどいるように感じますが、(とくに地方の場合は)オフラインで事業をしている事業者の周りや知りたいに得意先の「動画編集者」がいるケースの方が稀です。

関係を構築し気に入ってもらい、「何か動画の必要性が出たらあの人にお願いしてもらおう」と思ってもらうことが重要です。

 

メリット
・下請けではなく直案件をもらいやすい
・関係性が長続きしやすい
・紹介ももらいやすい
デメリット

・営業力、コミュニケーション力が必要

 

紹介営業

ある程度案件がもらえるようになると、クライアントが新規のお客さんを紹介してくれる場合があります。

経営者の周りには経営者が多いので、「もし周りに動画が必要そうな人がいれば、ぜひ紹介してください」と一声かけておきましょう。

そうすることで、意外と「〇〇会社の人がうちの動画を見て、自分たちも動画作りたいって言ってるけど、繋いでもいい?」というようなお声がかかることも珍しくありません。

ただし、紹介をもらう場合は以下の前提条件を満たしておく必要があります。

・人間的に信頼してもらってること
・仕事のクオリティに満足してもらってること

紹介をする側の気持ちになれば分かりますが、、信頼できない人を周りに紹介しようと思いません。

逆に、信頼できて仕事の質が良い人はどんどん紹介したくなるものです。

僕が実際に、動画編集での売り上げが大きいく上がったタイミングは、既存のクライアントから年商200億超えの大きい企業のマーケティング担当者を紹介してもらったことがきっかけでした。

予算が豊富にある会社は単価も高く発注本数も多かったので、ここが僕にとってのターニングポイントでした。

 

メリット
・紹介なので営業が楽
・成約率がとても高い
デメリット

・関係構築まで時間がかかる

 

SEOマーケティング

これもやってる人は少ないですが、とても強力な方法がSEOマーケティングです。

これは何かというと、Googleの検索で自分を知ってもらいお問い合わせをもらう方法です。

具体的な方法は次の通り

SEOマーケティングの流れ

①ブログ or ホームページを立ち上げる
②検索需要を満たす記事を書く
③問い合わせフォームを設置する

僕自身、お問い合わせからの受注もこれまでたくさんあります。

お問い合わせが来るということは、相手側がすでに発注先を探してる状態なので成約率がとても高いです。

さらに企業の担当者からのお問い合わせも多く、高単価案件にも繋がりやすいです。何もしなくても向こうから問い合わせが来るプル型営業はとても楽です。

ただし、SEOマーケティングには多少の知識も必要です。ブログを書く手間や時間もかかります。

SEOマーケティングは以下のマナブさんの記事が参考になるので興味ある人はチェックしてみてください。

https://manablog.org/seo/

 

しっかりと構築できれば営業はとても楽になりますが、多少の時間はかかりますので長期的な施策として考えておきましょう。

メリット
 ・案件の数が多い
 ・未払いなどのトラブルが防ぎやすい
 ・初心者向けの簡単な仕事も多い
デメリット

・良案件ほど、応募が殺到して競争が激しい
・たくさん稼ぐには向いていない
・手数料が高い

 

重要なのは新規案件より既存顧客

動画編集者として安定的に、長期的に売り上げを上げるためには既存顧客との関係性をしっかり握っておくことが何よりも重要です。

どうしても目先の売上を上げたいがために、新規の開拓に走りがちですが、優先すべきは既存顧客の満足度を上げることです。

 

10万円の仕事をもらったから、10万円分の仕事をする

のではなく、

10万円の仕事をもらったが、20万円分の仕事をする

くらいの気持ちが大事です。

期待値(金額) < 成果物になると、顧客の満足度が上がります。

顧客の満足度が高まると、先ほど述べた紹介営業で仕事が途絶えなくなります。

 

さらに、1社からいくつも案件を任されることは少なくありません。

初めは月5万円程度の小さめの取引先でも、関係を続けていくことで毎月の契約が10万円、20万円と伸びていくことも少なくはないのです。

なので、まずは既存顧客がいる人は新規営業に精を出す前にしっかりと既存顧客に価値提供ができているかを改めて考え直すようにしましょう。

まだ顧客がいない人は、今日解説した方法を参考にしながら、新規営業を頑張ってください!!

 

 

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