動画編集者のヌーです。
私自身、実際にこれまで受注者として仕事を受注してきた経験もあり、発注者としてたくさん仕事を発注してきた経験もあります。
サービスの1つであるランサーズではこれまで100件近い仕事を発注してきました。
ですのでこの記事では、受注側の観点だけではなく発注側の観点からしてもどうすれば仕事を受注しやすいのかを解説していきます。
- 目次 -
動画編集の案件があるクラウドソーシングサービス
今やクラウドソーシングサービスは色んなサービスが存在しています。その中でも特に動画編集の案件が豊富なサービスが以下です。
・クラウドワークス
・ココナラ
・Bizseek
これらのサービスの特徴はいずれも、登録費用や月額費用は無料であるということです。
その代わり、サービス経由で仕事が発生した場合には合計の支払額からサービス手数料が差し引かれる仕組みです。
サービス手数料は依頼の金額によって異なりますが、10〜30%ほどかかります。
これらの手数料が引かれてしまうがもったいないという反面、案件が日々たくさん掲載されるので営業のコストなどが削減できるというメリットがあります。
ランサーズ
ランサーズは全国最大手のクラウドソーシングサービスの1つで、全国35万社を超える企業が仕事の依頼や受注に使っています。
仕事の内容もや種類も多岐に渡り、動画編集の案件も1件数千円の安いものから1件10万円を超えるような高めに設定されているものまであります。
また仕事1件あたりの依頼から、月額での固定契約など、その仕事の形もそれぞれであります。
簡単作業の仕事も多く依頼されているので、まず初めに登録しておきたいサービスの1つです。
クラウドワークス
ランサーズと並び国内最大手のクラウドソーシングサービスの1つで、これまでの累計の仕事の発注数は600万近い案件数になるとのこと。
動画編集の案件自体も毎日数多くの仕事の依頼があり、業種や内容問わずさまざまな仕事があります。
利用・登録ともに無料で、仕事に応じた手数料が発生する形となっています。
誰でもできるような簡単作業の仕事も多くあるので、まず動画編集を始める方はクラウドワークスから始めるという方も多いようです。
ランサーズと併せて最初に登録しておきたいサービスの1つです。
ココナラ
ココナラは自分の得意なことをスキル販売という形で販売するサイトで、登録、利用ともに無料で仕事の受注額に応じて手数料がかかるシステムです。
YouTube動画編集・TikTok動画作成・サムネイル制作・アニメーション作成・YouTubeオープニングの作成など
自分のスキルセットを販売して購入いただくような形が一般的です。
自分の得意領域などをうまくアピールすることで仕事の受注がしやすくなります。
Bizseek
Bizseekは『手数料業界最安』を目指しているサービスで、手数料が他よりも低く設定されているのが特徴です。
クラウドワークスやランサーズに比べると案件数が少ないのがデメリットですが、手数料が安めのことや、受注者も同じように少ないので、うまく使えば競争率が低い案件があるのも特徴です。
クラウドワークスやランサーズに登録したのち、さらに他のサービスも併用して使ってみたいという方にはこちらもオススメしています。
クラウドソーシングサービスでの案件受注のコツ
では次に、これからクラウドソーシングサービスを活用していく上で案件を受注するポイントについて解説します。
実際に筆者も過去に受注側としてサービスを活用していましたし、今は発注側としてもサービスを活用しています。
なので、発注側と受注側両側の視点からポイントを解説します。
プロフィールの作り込み
仕事の提案分はしっかり作るけど、プロフィールが意外と雑になってる人を多く見かけますが、これは非常にもったいないです。
発注側の観点として、単価が高ければ高いものほど、発注先を慎重に選びます。その際にプロフィールも必ずチェックされています。
プロフィールを設定する際、以下のことを詳しく書くようにしましょう。
・自身の得意な分野や領域
・実際の制作の事例
・仕事の対応状況、リソース
最低限、上のことはしっかりと書いておきたい項目です。
さらに、プロフィール画像も適当にしてはいけません。人気の案件ほど、たくさんのワーカーからの応募があるので、ここでパッと目を引くために画像をちゃんと設定しておくといいでしょう。
特に、副業がNGで顔出しができないなどの場合を除いては顔が出ている方が安心感と信頼感を与えることができます。
しっかりと好印象を与えるプロフィール写真を設定して差別化を図りましょう。
提案分作成のコツ
提案分はコピペで良い部分と、案件に応じて書き換えたい部分があります。
全て1から手書きで書くのは大変ですし、かといって全てコピペだと「使い回しの文章だな」と一目で察されてしまいます。
私自身も、明らかなコピペ文章の応募者は選びたくないと思ってしまいます。
それよりも、以下のポイントが抑えられた提案分を送ってくる応募者を選びたくなります。
①提案理由が書かれている
例)私はYouTube動画の編集を専門としており、本案件がYouTube動画の編集者募集とのことでしたのでお役に立てると思いました。
②この案件は自分の価値が出せる理由
例)特に、ビジネス系の動画編集についてはこれまで制作の実績があるので、それらの経験を存分に活かせます。
↑これらはあくまで一例ですが、①と②の部分を明確に書くことで仕事を受注できる確率は高くなります。
これらは案件毎にしっかりと募集文を確認して加えるようにしましょう。
そして下の部分に関してはコピペでも大丈夫ですので、含めておくと良いでしょう。
・自身のリソースの空き状況
例)平日は1日3時間、土日は1日5時間は動画編集に時間を費やすことができます。
・仕事への取り組み方
例)基本的に即レスを心がけておりますので、確認次第すぐに返信いたします。納期順守は徹底しております。
・修正対応などについて
例)修正ついては何度でも対応いたします。
これらコピペの部分は先にしっかりと作り込んでおきましょう。
そして案件毎に書き換える部分と組み合わせることで、オリジナルの提案分を作れるようになります。
SNSやブログとのリンク付け
これはあまりやってる応募者は少ないですが、自身のSNSやブログなどでの発信リンクを記載しておくと、より詳しくパーソナルな部分を知ってもらいやすいので効果的です。
仕事の話などを一切しない完全プライベートなアカウントであればリンクつけする必要はありませんが、もし仕事用の発信をしているならリンク付けしておくことで自分のことをより深く知ってもらえます。
私自身も実際に応募から選定する際、SNSのリンクを設定してる人のアカウントをチェックしたりします。
応募者のほどんどはプロフィールに記載されている情報以外のことが分からない素性のほとんど見えない人ですが、SNSが見れればその人のことが分かりやすいので信頼しやすくなるわけです。
分かりやすいポートフォリオを作成
ポートフォリオとはこれまで作成した実績の作品集です。
実際に自分が作成したポートフォリオは何よりも強い説得材料になります。
ですので、もしこれまでに作成した実績で公開できるものがあれば、分かりやすいようにポートフォリオを実績でまとめておきましょう。
この際のポイントですが、ポートフォリオはウェブ上にアップしておく方が良いです。
動画編集案件の場合は、これまで制作した動画集をWEBにアップしてそのリンクを送るようにしましょう。
たまにポートフォリオとなる動画をギガファイル便などダウンロード形式で受け取れる形で記載してる応募者もいますが、
発注側がわざわざダウンロードしないといけないという手間が増えるとその時点で見てもらえる可能性が格段に減ります。
YouTubeに公開するか、folioなどのポートフォリオサービスを活用することでWebで公開できる仕組みを作っておきましょう。
まとめ
クラウドソーシングサービスでの案件受注は、うまく活用すれば副業としてでも案件を受注することができます。
また、満足してもらえる仕事をすることで継続受注に繋がることも多々あります。
最初は結構苦労するかもしれませんが、コツを掴み出すと案件をたくさん取れるようにもなるでしょう。
クラウドソーシングサービスはこれから動画編集を始める方の最初の入り口としても使えるの、まず案件を探してる人は登録からしてみてください。